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ジベレリン処理 [ぶどう栽培]

5/6にデラウェアが満開となりました。
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デラは、巨峰やピオーネなどとジベレリン処理の方法が違っていて、満開前にジベ処理が必要な品種なのです。
今年は4/29にジベレリン100ppmフルメット4PPMの溶液に花穂を漬ける1回目のジベレリン処理をしてあります。その後低温が続いてしまったので、かなり遅れての満開となりました。ちょっとマズイ気もする。種が入っちゃうかもですね。
ジベ2回目は満開から10日後なので、明日5/16からということになります。ただ満開時期がかなりばらついているので、実の大きさを見ながら順次進めることになります。

巨峰ピオーネなどのデカいぶどうは、連休中に花穂の整理をしました。
何もしてないとこんなに多量に花芽が付いているのですが、
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上の方はどんどん切ってしまい、最終的にこのぐらいにします。
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ベランダの床は切った花芽がどっさり
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もったいないですなぁ~(^^ゞ

巨峰系は5/4に開花し始めましたが、その後の低温や雨などで開花が進まず、5/14にようやく満開となったので1回目のジベレリン処理を開始しました。
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ペットボトルを半分に切った容器に溶液を入れて花穂を漬けていきます。
巨峰系はジベレリン25ppmフルメット5ppm

開花にかなりばらつきがあるので、今年から処理をした花穂にはクリップを付けることで目印になるようにしてみました。
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満開10後の2回目の処理でクリップを外していけば、全部を完璧に処理できるという便利グッズです。

いまだに枝が伸び続けているので、実の方に栄養が行くよう先端を切って成長を止めます。そうすると今度は脇芽が出てくるので、それも2枚程度葉が出たところで止めていく作業が継続的に必要で、2回目のジベが終わったら、巨峰系は房の実の数が30前後になるように粒を取っていく仕事が待ってます。

ぶどうってやることがすごく多いので飽きないのよねw
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ぶどう始動 [ぶどう栽培]

3月下旬に雨よけのビニールを張って準備万端。
4月のあたまには芽が動き出し、4/10時点で、
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こんな状態。上がデラウェアで下は巨峰2号木。

それが、今日4/22には、
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と、怒涛の勢いで伸びて来ました。すでにどの木も芽かきは終了。デラは現在展葉9枚ほど。

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どの子も花芽バッチリヽ(^o^)丿
しかし、なぜか新鋭木のクイーンニーナは花芽が2つしかついてない。がっかりであります。
この木、樹勢が強すぎるんでそのせいかな。

ところで、枝は放って置くとひたすら上に向かって伸びるので、適当な長さになった枝から、棚線に誘引して横向きに固定します。これが結構危険な作業でして、特に藤稔やピオーネは枝に力を加えると、すぐに根本からもげてしまうのです。もげてしまうと、もうその芽座から芽は出なくなるので、枝の数がどんどん減ってしまう=房が減ってしまう、ということになります。
そういう場合はこのように、
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近所の芽から出た枝を主幹に添わせるように伸ばしておいて、次の年からこの枝の芽を使うことで枝数を補ってやります。
誘引するときには、捻枝といって枝をひねって曲げる技を使うのですが、最初のうちこれが上手くできなくて、けっこうな数の枝をもいでしまいました(^^ゞ
もげると心が折れるんですわ~

今週中には、デラウェアが開花2週間前になると思うのでジベレリン・フルメット処理をして、同時に巨峰やピオーネなどにアグレプトを処理をする予定。
5月に入ると一房に何百も付いている花の蕾をとりあえず40近くまで減らしていく房作りの作業が始まるので楽しみなのです。出来上がりを考えながらチョキチョキしていく地味~な仕事ですが、何気に好きなんですよね。
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